タカ・高嶋哲夫

2014年5月 3日 (土)

首都感染 (講談社文庫)

9784062777049

☆☆☆+

著者:高嶋哲夫 販売元:講談社 発売日:2013/11/15

内容紹介

中国で強毒性新型インフルエンザが出現! ウイルスが世界に、そして日本へと向かった。底なしの恐怖を描く近未来パンデミック長編。

親、元妻、姉などとの葛藤や問題をゆるやかに見せながら「その時」が来るのを盛り上げて行く。ワールドカップという国家の威信をかけた大イベントや国内紛争事情などまんま近年の中国をなぞっています。

パンデミックが起こるまでのゾワゾワ感がなにしろ凄い。

ボランティア医学生の医療に対する意識の変化が現場を通して分かりますが、人物描写にいまいち深みがない。何より総理の息子である主人公が過去をひきずる正義キャラという中途半端なポジション。

で、いくら小説の事とはいえ医師として非現実的な行為が恋愛モードのパートで発覚。それまでの緊迫感が素晴らしかっただけに、ここで一気に冷めました(笑)

がしかし、いつこのような事態が起こってもおかしくない昨今、半ドキュメンタリードラマとしてなかなかの読み応えではあります。

2014年2月22日 (土)

衆愚の果て (幻冬舎文庫)

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☆☆☆

著者:高嶋哲夫 販売元:幻冬舎 発売日:2012/10/10

内容(「BOOK」データベースより)

無職の二十七歳、大場が衆議院議員になった。二千万円超えの年収、都心の一等地に立つ宿舎、海外視察費約二百万円など、特権を手にして歓喜する。だが、多すぎる議員数や手厚い議員年金など、自身の身を削らずに国民にばかり負担を強いる政治家に次第に嫌悪感を抱き、自ら制度改革に動き出す。政界の実態を抉る痛快エンタテインメント。

かつての「小泉チルドレン」でいまやタレントもどきのあの議員がまんまモデルですね。まあ、小説だけにこっちの主人公はやる事はやりますが(笑)

なもんで比例区で当選してからマスコミへの応対や先輩議員からのレクチャー内容など特に目新しくはなかったし、そこはむしろクドい位でした。

そして地元に帰ってからの議員誕生に対する騒動など先が読めてしまう展開モードに突入。幼馴染みやら元憧れの彼女やら親戚一同などなど。

一番びっくりしたのが大志の法案提出を阻止するにあたって、党幹事長のあの◯沢一郎モデルの大物が頭を下げるところ。ここ一番迫力ありましたね。

外国人看護師受け入れ問題に首を突っ込むと、急にやる気と行動力見せるわかり易い大志。彼のそんなところがこの小説自体を薄っぺらなものにしているのかな。

まぁ、一気に読めてそれなりの爽快感は味わえるし、政界ものというジャンルにしては肩凝らずに楽しめました。

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