マヤ・真山 仁

2014年6月 7日 (土)

コラプティオ (文春文庫)

9784167900021

☆☆☆+ 著者:真山 仁 販売元:文藝春秋 発売日:2014/1/4

内容(「BOOK」データベースより)

震災後の日本に現れたカリスマ総理・宮藤隼人は、禁断の原発政策に日本復興を託すが、その矢先、一人の日本人がアフリカで殺される。事件の背景に広がる政権の闇を追いかける新聞記者と、宮藤を支える若き側近は、暗闘の末、最後に何を見るのか。謀略渦巻く政治の世界を白熱の筆致で描く真山文学の真骨頂!

震災後の日本に登場したカリスマ総理宮藤という人物を中心に描かれる政治経済の策略やマスコミ対応とその人間関係の葛藤。

そして政治家側とマスコミ側のそれぞれ側近たち。上司部下の関係にあたる二組の攻防が何しろ面白い。

原発問題に国際問題を絡めてぐいぐいストーリーを進める勢いは流石だと感心するも、反面ふと肩すかしを食らう展開もちらほら。

ストーリーの本筋が政治問題の上段に構えたような形だけに、国民目線での語り手という人物が不在だったのが残念。

著者については「ハゲタカ」以来、新機軸の経済小説家としてその映像作品にも刮目していました。

2012年10月24日 (水)

プライド (新潮文庫)

11805639

☆☆☆ 著者:真山 仁 販売元;新潮社 発売日:2012/8/27

内容(「BOOK」データベースより)

確信犯的に期限切れ食材を使った菓子職人の胸中に迫る表題作、変人官僚が事業仕分け人と対決する「一俵の重み」。逆境を支えるのがプライドなら、人を狂わせるのもまたプライド。現代を生き抜くために、絶対に譲れないものは何か。社会問題の深層に潜む、現場の人々の一筋縄ではいかない思いに光を当て、深層心理まで描きこんだ極上フィクション六編と掌編「歴史的瞬間」を収録。

『一俵の重み』

必殺仕分人が登場します。勿論あの立て襟の女性政治家がまんまモデルです。で、肝心の本題はというと…やたら専門用語など飛び交って分かり辛いのひと言。

『プライド』

表題作になっており、ノンフィクション素材のストーリーで引き込むも、新聞記事にそのまま台詞をつけたような錯覚に。これ以上キレのある落ちを望むのは無理か。

『歴史的瞬間』

ブラックジョークのラストラスト一行が実はジョークになっていないと気がつく空恐ろしさ。中途半端な短編より余程いいショートショート。

この著者には『ハゲタカ』シリーズで随分嵌った記憶がある。原作本は勿論のことTVドラマから映画まで食い入るように観ていたなあ(笑)全6編。

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