モモ・百田尚樹

2014年5月22日 (木)

幸福な生活 (祥伝社文庫)

9784396338916

☆☆☆ 著者:百田尚樹 販売元:祥伝社 発売日:2013/12/12

内容(「BOOK」データベースより)

「ご主人の欠点は浮気性」帰宅すると不倫相手が妻と談笑していた。こんな夜遅くに、なぜ彼女が俺の家に?二人の関係はバレたのか?俺は切り抜ける手だてを必死に考えるが…(「夜の訪問者」より)。愛する人の秘密を描く傑作集!

裏カバーに書かれていた『夜の訪問者』のあらすじに興味をそそられ、そのオチになるほどこう来たかとにんまりさせられる。

『賭けられた女』のラストは読み手に一瞬、「えっ?どういう事」という錯覚を与えるに充分足りうる。

とりとめのない話をしているようでいて、こんなひと言で終わらせてしまうオチに「こういうの結構好きだな」と納得する『雪女』。

竹の子矧ぎのようにだんだんその素性が露になったくる『ママの魅力』のほのぼのさとエンディングでのギャップ。

以上がなかなか面白いなという作品。腹帯にあった「衝撃のラスト1行!」というほどの事はなかったですが(笑)

そして読んでる途中から結末が見え見えの話も割とありました。いい感じでラストまで来たのに「やっぱりな」というガッカリ感の作品とか。

まぁ19作品も収められているので、どれが響くかは人それぞれだとは思いますし、それなりに楽しめます。

2012年9月24日 (月)

モンスター (幻冬舎文庫)

11652277

☆☆☆+ 著者:百田尚樹 販売元:幻冬舎 発売日:2012/4/15

内容(「BOOK」データベースより)
田舎町で瀟洒なレストランを経営する絶世の美女・未帆。彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。思い悩んだ末にある事件を起こし、町を追われた未帆は、整形手術に目覚め、莫大な金額をかけ完璧な美人に変身を遂げる。そのとき亡霊のように甦ってきたのは、ひとりの男への、狂おしいまでの情念だった―。

美女と不細工の女性における幸不幸。それをリアリティあふれる描写で読ませます。整形手術にかける女の情念の凄まじさに唖然。

心理学者を手玉にとる件は女性の側だからこそ分かる心理だな。実に恐ろしや(笑)
そして綺麗な女をモノにしようとする鼻の下を伸ばした男の浅ましさ、それは滑稽ですらあります。

欲を言えばもっとミステリとして読ませるのかなという期待もしていた。が、外見シンデレラストーリーと多少陳腐な復讐劇。飽きずに最後まで一気読みでした。

中村うさぎの解説の括りがこの小説の真のメッセージを伝えています。


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