ヌマ・沼田まほかる

2012年9月16日 (日)

痺れる (光文社文庫)

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☆☆☆ 著者:沼田まほかる 販売元:光文社 発売日:2012/8/8

内容説明
罪を犯した男に囚われていく女。怒りと赦しを背負いながら生きる使用人。褒められたくて女の家に日参する男。馬鹿馬鹿しくて信じられない、泣きたくなるような悪夢。ざわざわと慄く、壊れていく男と女の9つの絶望。一度読んだら捉えて離さない、沼田まほかるの痺れる世界!

『レイピスト』
じわじわと迫り来る不安と恐怖…だけにとどまらず期待と新たな欲望へと昇華していく。これはテレビドラマ化して欲しい。2時間枠のオムニバスの挿話として。

『ヤモリ』
ひと夏の思い出になりそうな綺麗なストーリー。な訳で終わる筈も無く、ああ、こうなるんだろうなとの読み通りの展開にニヤリ。

『テンガロンハット』
う〜む。ある意味でこの話が一番ぞっとしたかも。いや、実際にありそうな話だしおせっかいを断られた時の相手の反応たるや…上手く出来てるなぁ。

『TAKO』
こういう雰囲気の作品にどうも惹かれます。一寸レトロでほんのり淫靡でみたいな。それにしてもこのオチにはまんまとやられました(笑)

『エトワール』
これは著者が得意とするシチュエーションなのかも。女性心理の錯綜をリアルに妄想させるという筆力はすごい。

表題はありがちな収録作品からとったタイトルでないところがいいです。痺れました。

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