クロ・黒崎視音

2014年1月14日 (火)

捜査一課係長 柳原明日香: 警視庁心理捜査官 (徳間文庫)

9784198937508_2

☆☆☆

著者:黒崎視音 販売元:徳間書店 発売日:2013/10/4

内容(「BOOK」データベースより)

斬りおとされた首は膝の上に乗せられていた。警察手帳を咥えさせられて。都内高級住宅地の公園で発見された警察官の惨殺死体。捜査主任は捜査一課第二特殊犯捜査第五係の柳原明日香。公安時代は女狐と恐れられた警部だ。犠牲者が身内ということもあり、上層部からのプレッシャーは凄まじい。手詰まりとなった明日香は心理捜査官として多摩中央署・吉村爽子の特別招集を決断するが

前回の「公安捜査官 柳原明日香」からの流れでこれもサクサクと読めました。明日香が公安から捜査一課へとばされてからの活躍を描きます。

警官の惨殺事件に挑む明日香があのプロファイラーである吉村爽子を特別招集するあたりから事件というか捜査内の人間ドラマも動く。

とくに爽子が公安時代明日香の後輩だった日高冴子と反目する件など、そのいざこざが妙に迫力ありますね。現場での女の戦い恐ロシヤ(笑)

読んでいてこの著者初読の「警視庁心理捜査官」を読み返している既視感にとらわれました。随分時間が経っているのですが何となくね。

で、明日香をフォローする捜査一課のベテラン部下二人がいい味出してたりして、キャラに気を取られている隙に事件も解決していた(笑)

犯人像からプロファイリングして事件の裏のドラマなど解明するのですが、いささか強引に持って来た感が否めないのもまた事実。

2013年12月 1日 (日)

警視庁心理捜査官 公安捜査官 柳原明日香 (徳間文庫)

9784198936570

☆☆☆ 著者:黒崎視音 販売元:徳間書店 発売日:2013/2/2

内容(「BOOK」データベースより)

視察、秘撮、秘聴とりわけ追尾能力に異能を発揮する公安部第一課の柳原明日香は、その冷徹な仕事ぶりから公一の女狐と畏れられていた。しかし、居並ぶ幹部の前で一本の秘聴テープを聴かされ愕然とする。自身の情事のあられもない喘ぎ声だった。ハニートラップ!?一体だれが何のために?降格され汚辱と屈辱にまみれた明日香は、自分を貶めた者たちへの復讐を沈着冷徹に遂行する。

「警視庁心理捜査官」の吉村爽子の尊敬する女性上司である柳原警部の公安時代を描いたスピンオフ作品。とはいえ前作を読んでから随分経つので殆ど記憶に無い始末でしす(笑)

冒頭から逆ハニートラップに嵌められて醜態を晒すというなかなか緊迫したシーンで一気に引き込まれるも、その後やたら「追尾」「脱尾」といった組織内での尾行にページ数を浪費。

これで肝心の爆破事件の捜査は捗るのかと余計な心配をしてしまいます。ま、「女狐」の異名をとる柳原明日香の「いい女っぷり」は随所に散りばめられ、あらぬ事など妄想してしまう(笑)

公安警察の張り込みや大胆な犯人確保の場面は「なるほどなぁ」と予想通りの展開でした。にしても誰が誰を貶めてといった部分がどうにも分かり辛い。複雑怪奇な組織内汚点を垣間見ました。

2011年6月25日 (土)

六機の特殊―警視庁特殊部隊

六機の特殊―警視庁特殊部隊 (徳間文庫)Book六機の特殊―警視庁特殊部隊 (徳間文庫)

著者:黒崎 視音
販売元:徳間書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

☆☆☆+

内容(「BOOK」データベースより)
「相手は銃器で武装。現場には多数の人質がいる模様。これより特殊治安出動装備にて臨場する!」警視庁警備部第六機動隊、通称六機。対テロ対策を主とする特殊部隊だが、出動要請は様々だ。厚いベールに包まれた特殊部隊を描く傑作アクション。

そうそう、この一体感と協調性(!)軍事オタク並みに武器に対してクドい説明には目をつぶるとして、初陣の現場に突入するわれらが六機の気の置けない面々。小隊長土岐のヒューマンな個性に惹かれる婦警美季など脇キャラもイケてます。

土岐がビル火災で爆発の迫る中、階上から子どもを救出し、ロープで降りて来るシーンでの臨場感とその後の小さな感動にはグッと来ましたね。この活躍で土岐の不名誉なあだ名の「居眠り警視」が「不死身の警視」へと格上げされる。そんな小隊長の美季へのベタなプロポーズの様子などもさらりと描かれている(笑)。

かと思えば、少女誘拐事件で張り込み中の土岐と出会ったある少女の交流が、事件を思わぬ方向へと導く。オカルトチックな話でしたねこれは。そして狙撃手(スナイパー)を目指す美人技官が登場する話など、なかなか飽きさせないメニューが続きます。ここでももてる土岐小隊長。

やがてハイジャック事件で機内突入する土岐。自らを犠牲として爆弾処理にあたるも、被爆してしまうというクライマックス。時折みせていた土岐の信仰心をというものが描かれるのだが、折角のエンタメ要素に水を差しているような気がしてならない。一気読みしました。

2011年6月 8日 (水)

警視庁心理捜査官 KEEP OUT

警視庁心理捜査官 KEEP OUT (徳間文庫)Book警視庁心理捜査官 KEEP OUT (徳間文庫)

著者:黒崎視音
販売元:徳間書店
発売日:2010/07/02
Amazon.co.jpで詳細を確認する

☆☆☆☆

内容紹介
大好評『警視庁心理捜査官』シリーズの最新作。いきなり文庫で登場! 心理捜査官・吉村爽子再生の物語。

『ノビ師』
元警察官が営む居酒屋は爽子たち地元警察のたまり場。そこの主人との会話が手がかりとなる窃盗事件。というか本筋は少女強姦事件なのだが、ひと捻りある事件概要となっている。しかし、ヒント出し過ぎな気がします。

『ニューナンブ』
警官の拳銃強奪を狙った事件が起こる。爽子の推理と大胆な作戦により、事件の解決を見るが、上司の堀田と爽子の間である秘密が明かされる。しばらく続く二人のやりとりは感動的ですなあ。収録作中の白眉。

『動機』
これは爽子の部下である女性捜査員、市倉によって語られる話。事件の裏側でもうひとつの犯罪が…そして、爽子の「母親みてえなこと言うんじゃねえ!」の一言が。このいきなりのキャラ違いの台詞にはシビレましたわ。

『至急報』
母を刺してしまった中学生の息子の確執を自分と実母に重複させる爽子。歪んだ人格の少年が繰り返す動物虐待。これは許せませんね。爽子の無茶な逮捕術が見物といえば見物です。エンディングは予想通りだった。

前作の事件後の爽子の近況が判り易いすべり出しです。新しい勤務先で仲間に馴染んでいく様が、例によってクセのある同僚キャラたちと事件を通じて信頼を得ていく爽子。今回は短編集でしたが、いろんな事件で女性キャラの繊細な部分がよく描かれていました。全九編収録。

2011年5月27日 (金)

警視庁心理捜査官 (上)(下)

警視庁心理捜査官 上 (徳間文庫)Book警視庁心理捜査官 上 (徳間文庫)

著者:黒崎 視音
販売元:徳間書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

警視庁心理捜査官 下 (徳間文庫)Book警視庁心理捜査官 下 (徳間文庫)

著者:黒崎 視音
販売元:徳間書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

☆☆☆☆

内容(「BOOK」データベースより)
このホトケはまるで陳列されているようだ…抉られた性器をことさら晒すポーズ、粘着テープ、頭部からの夥しい流血。臨場した捜査一課に所属する心理捜査官・吉村爽子は犯人像推定作業を進める。警察小説に新風を吹き込むと絶賛された傑作。

心理捜査官というプロファイリングを得意とする女刑事爽子。相棒となる階級は下だが年上の藤島に惹かれていく様がサブストーリーですか。

残虐な性犯罪が連続してその犯人に迫る訳ですが、警察内部での縄張りや部署ごとの争い、そして心理捜査官で女刑事である爽子への嫌がらせが実にリアルです。

あと特筆すべきは犯人の職業でしょうか。結構特異なシチュエーションだと思いますが、事件との絡みとしてはイマイチ弱い気もします。

終盤に単身犯人と対峙する爽子ですが、さんざん痛めつけられた筈が場面が変わるとあっさり元気回復(←にしか見えない)するあたりの大雑把さに苦笑します。

(上)(下)巻でそこそこボリュームもあるのですが、それを感じさせずにサクサクと読めました。爽子の尊敬する女性上司であり柳原警部が実にカッコいいです。

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