タカ・高殿 円

2011年3月28日 (月)

トッカン―特別国税徴収官―

トッカン―特別国税徴収官―Bookトッカン―特別国税徴収官―

著者:高殿 円
販売元:早川書房
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☆☆☆+

内容(「BOOK」データベースより)
税金滞納者から問答無用で取り立てを行なう、みんなの嫌われ者―徴収官。そのなかでも、特に悪質な事案を担当するのが特別国税徴収官(略してトッカン)だ。東京国税局京橋地区税務署に所属する、言いたいことを言えず、すぐに「ぐ」と詰まってしまう鈴宮深樹(通称ぐー子)は、冷血無比なトッカン・鏡雅愛の補佐として、今日も滞納者の取り立てに奔走中。

この「トッカン」という国税徴収のポジションというものが、読みながら少しずつ分かってくる。ぐー子こと葬式女鈴宮、その上司であるハスキー犬顔の鏡。なかなか味のあるコンビである。

税金滞納者たちへの振る舞いにしても、奥の深いものがあるんですな。さすが苦労人であるハスキー鏡の読みの鋭さには、毎回の事件で唸らされました。

ぐー子のライバルであり天敵である、同期の千沙というキャラが結構効いてますね。酒席で取っ組み合いのプロレスを演じた二人のエピソードには笑えました。

で、単なる人情ホロリものかというと、そこに行き着くプロセスとして、ハスキー上司をはじめ、銀座のママやら下町の工場主やらコーヒー店のオーナーやら、色んな面々とのひと捻りふた捻り。

多少、ぐー子の過去に起因する心情など、くどいなぁと思う描写なんかあったりするが、概ね突っかからずに読めました。全編を通して重すぎず軽すぎずの加減がいい読み応えでした。

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