ナカ・長岡弘樹

2010年1月13日 (水)

陽だまりの偽り

陽だまりの偽り (双葉文庫 な 30-1)Book陽だまりの偽り (双葉文庫 な 30-1)

著者:長岡 弘樹
販売元:双葉社
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☆☆☆

内容(「BOOK」データベースより)
最近、物忘れがはげしいことを気にしている郁造。息子の嫁から預かった現金を落としてしまったが、どこで落としたのかも覚えていない。ボケ老人のレッテルを貼られることを恐れ、郁造はある行為に踏み切る。果たして、その先に待ち受けていたものは…(表題作「陽だまりの偽り」)。5つの心模様を端正に描いたミステリー短編集。小説推理新人賞作家、注目のデビュー作。

そう、これは心理ミステリというジャンルになる小説だな。読者は常にストーリーを俯瞰しながら見れるという感じがする。予期せぬ災いや、知ることの無い秘密が暴かれる、また不可抗力とさえ言える不幸の連鎖などなど。

で、それらの当事者たる面々は、老人であったり、母と子であったり、上司と部下であったりと、ごく普通の一般市民である。それだけに降り掛かる災難にしても妙にリアリティがあるんですね。というか、元ネタがあるのかと言うくらいの出来栄えであります。

『陽だまりの偽わり』 『淡い青のなかに』 『プレイヤー』 『写心』 『重い扉が』の全五編収録。それぞれの事件の傍らに「優しい嘘」とでもいうキーワードが見え隠れします。こういう話をもっと読んでみたいと思いました。


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