アス・飛鳥井千砂

2009年12月30日 (水)

学校のセンセイ

学校のセンセイBook学校のセンセイ

著者:飛鳥井 千砂
販売元:ポプラ社
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☆☆☆☆

内容(「BOOK」データベースより)
センセイって、もっと特別な人がやるものだと思ってたんだ。とくにやりたいことがなく、気がつけば先生になっていた。生徒は可愛げがないし、同僚とのつきあいも面倒だ。それでも、“センセイの日々”は続いて行く…。第18回小説すばる新人賞受賞作家が描く、“フツーの教師”の青春物語。

面倒くさがりやの高校教師、桐原。さばけたキャラで職場でも要領よくやっていそうだ。で、意外な出会いで知り合うアパートのお向かいさん。そのツィギーを真似てる小枝との距離がどんどん詰ってくる。あと微妙なつき合い方の飲み友である中川との関係。煩わしくも気になる同僚女教師。勝手に慕ってくる女子生徒。この辺すべて引っ括めて面倒くさいんだろうな。うん、わかるわかる。

ある事件をきっかけに本音で話すことが出来た桐原。面倒くさいんだの言い訳のもとに逃げていたんだな今まで。がしかし性分なんてものがそんなに直ぐ改善される訳もなく・・・。でもこの面倒くさ加減がよかったりする。って言い方は変か。「フツーの教師」というスタンスで描かれているのだが、いまどきの若手教師とは多分こんな感じなんだろう。いや、桐原は上出来の部類かもしれないな。

大抵の人から「変な女」として認識される小枝。たしかに60年代ファッションであのツィギーそっくりさんとは強烈なインパクトを与えることでしょう。冒頭から彼女の正体が明らかになるまでのひっぱりには、へたなミステリなどよりわくわくさせられた。話の長さも含めて収まりがよく、日常的な爽快感が味わえましたね。思いがけず得した気分になった。

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