アイ・相沢沙呼

2009年12月23日 (水)

午前零時のサンドリヨン

午前零時のサンドリヨンBook午前零時のサンドリヨン

著者:相沢 沙呼
販売元:東京創元社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

☆☆☆+

内容紹介
酉乃初、普通の高校1年生。だけど実は……、レストラン・バー『サンドリヨン』でマジシャンとして活躍する彼女が遭遇した出来事を解き明かす。第十九回鮎川哲也賞受賞作。

何やら粛々とした雰囲気の中で繰り広げられる学園ミステリ。そう感じるのは多分、小声で囁くように話す女子キャラたちによるものだと思う。主人公の須川くんはポチと呼ばれている。そして同じクラスの魔法を使う女の子、酉乃に憧れている。そう、彼女はマジシャンなのだ。で、不思議を楽しむのがマジックであり決してトリックを見破ることが目的ではない、というのが彼女の持論。なるほどなぁ。

日常的なミステリの範疇でストーリーは進行します。マジックやオカルトチックな謎解きに直面してもどこか安心して読んでいられる。そして謎の解決と並行して須川くん恋の行方も気になります。他の女の子に目移りするかなとハラハラさせられたり、期待させられたり・・・。

酉乃初のミステリアスな魅力にのめり込んで行く序盤の須川くんですが、彼女への接し方のコツを掴むとストーリー展開もテンポアップするような。何でもないような言葉やマジックに事件の伏線となるキーワードが潜んでいたり、なかなかよく練られたプロットです。恋愛ドラマとしてのウエイトも程よい具合でした。


読書メーター

  • mizzoの今読んでる本

最近のトラックバック

最新ニュース

参加しています

  • にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
  • にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
  • blogram投票ボタン
  • 人気ブログランキングへ

mixi

  • mixi(ミクシィ)やってます!
2018年1月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

カテゴリー

無料ブログはココログ