セオ・瀬尾まいこ

2011年9月16日 (金)

おしまいのデート

おしまいのデートBookおしまいのデート

著者:瀬尾 まいこ
販売元:集英社
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☆☆☆+

内容(「BOOK」データベースより)
この世はいろんな“デート”で溢れてる。待ち合わせが生み出すワクワクする気持ち、楽しいひととき、別れる時のちょっとした切なさ。

どれもほっこりして後味のいい話ですが、最初の方でとびきり面白い話が出て来ると、その後のテンションが下がるのはやむを得ない。とまあ、そんな読書パターンになってしまいました(笑)。

おじいさんと孫、先生と生徒、同級生といった具合に様々なシチュエーションでのデートをする、またはそれに臨む話です。どっちに転がって行くのかなというより、大方の展開が透けて見える話なので安心感もある。

で、はじめに言ったのが『ランクアップ丼』という話です。これほど温かく心地良い関西弁を読むのは久々だな。ユーモアたっぷりな台詞には吹き出すし、作中に出て来る天丼みたいにカラッとあがった話。

他『おしまいのデート』『ファーストラブ』『ドッグシェア』『デートまでの道のり』の全5作収録。まあ、どれもあったかい気分になれます。

2010年6月 1日 (火)

幸福な食卓

幸福な食卓 (講談社文庫)Book幸福な食卓 (講談社文庫)

著者:瀬尾 まいこ
販売元:講談社
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☆☆☆+

内容説明
切なさの分だけ家族は確かにつながっていく佐和子の家族はちょっとヘン。父をやめると宣言した父、家出中の母、秀才の兄。この家族と佐和子の恋を切なく温かい筆致で描き、映画化でも話題となった感動作。

嬉しいこと、悲しいこと、そして家族にさえ言えないようなこと。朝っぱらから、そんな想いが中原家の食卓には乗っていそうだ。こういう感じの家族の描かれ方というのは、ひと頃流行りましたね。でも浅すぎずウザ過ぎずという絶妙なバランス感覚は良かったです。

あと必要以上に情報を与えないところが、さらりと読めた原因かも。お父さんの自殺未遂やら、お母さんの精神的な葛藤やら。終盤のショッキングな出来事さえ簡単にやり過ごしているからこそ、ひしひしと悲しみが伝わって来るような…。

がしかし、よくよく考えてみるとここん家は、みんなそれぞれ好き勝手やってる事に気づく。まぁ、タフであり、自立している割に頼りなくもあり、けれども根底には優しさがあり…だから支え合っていけるんだろうな。


2009年9月29日 (火)

図書館の神様

図書館の神様Book図書館の神様

著者:瀬尾 まいこ
販売元:マガジンハウス
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☆☆☆


内容(「MARC」データベースより)
アクシデントで夢をあきらめ、傷ついた心を抱え、国語教師としてある高校に赴任したヒロイン清(きよ)。彼女が学校の図書館で出会ったひとりの男の子、垣内君。どこからでも海の見える明るい高校で、瑞々しい物語が始まる…。


高三の夏。部活でのある事件がきっかけに人生の路線変更をした主人公の清。国語講師として赴任した学校は海の見える絶景のロケーションです。この辺の描写はなかなか目に浮かぶようで良かったですね。


そこで文芸部の顧問となり、唯一の部員兼部長である垣内くんとのコミュニケーションが始まる。二人とも結構似ていたりするんだなあこれが。過去の事件とかメンタル的にひっかかってる部分が一緒だったり・・・根っこのところが。


あと清の不倫相手・・・こんな都合のいい人物設定ってアリなんでしょうか(?)これじゃ清がよくできた彼女というより、いくらなんでもトロいんじゃないの(!)と思われる扱いですよ。女性読者の反感買ったりしなかったのかな、よくわかりませんが。


で、大人しい日常にささやかな変化。なんとなくそれらしいエンディングとなるのですが、振り返ると中味のスカスカ感がどうにも気になりました。芯の部分がちょっと細いなと・・・でも清の弟がいい味出していたのが救いでしょうか。


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