モン・門前典之

2009年9月15日 (火)

浮遊封館

浮遊封館<ミステリー・リーグ>Book浮遊封館<ミステリー・リーグ>

著者:門前典之
販売元:原書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

☆☆☆


内容(「BOOK」データベースより)
全国で「死体が消える」という不可解な事件が続発していた。犠牲者の数が130人分足りない飛行機墜落事故。監視者の目前で次々人が減っていく宗教団体。また、身元不明死体ばかりが火葬されずにどこかへ運ばれているらしいとも。さまざまな謎がやがて一本に繋がるとき、底知れぬ異形の論理が浮かび上がる。ついに沈黙を破った鮎川賞作家による書き下ろし。


蜘蛛手事務所のある場所って・・・笑えた。そうかフロア全体が・・・なるほど勘違いされる訳だ。で、このカルト教団そのものについての記述はそれほど詳細でもない。というか悪事が公になっていないから淡白な表現だったのか。


中盤からワトソン役の私(宮村)の活躍が目立つ。というか一応、主人公はこっちだったと気づく。このどっちつかずのキャスティングがストーリーの輪郭を多少曖昧なものにしているみたいだ。それに女性キャラが不在というのもつまらん。


信者たちの集団消失事件や雪の密室殺人事件など、トリックの解明にはなるほどな種明かしが用意されていました。意外ときちんとした解説でそこは好感がもてましたね。逆に言えば他に特筆すべきところが無かったとも言えるが・・・。


過去と現在に幕間を挟んで洒落たパート分けだなと思ったが、それぞれがスムーズにリンクしているとは言いがたい。冒頭(過去パート)の事件に対するアンサーが整理されていないのも残念。ハイジャック犯たちの行動で非常に感心の高い部分があったのだがスルーされたまま・・・おわりました。


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