トリ・鳥飼否宇

2009年4月15日 (水)

官能的 四つの狂気

官能的――四つの狂気 (ミステリー・リーグ) (ミステリー・リーグ)Book官能的――四つの狂気 (ミステリー・リーグ) (ミステリー・リーグ)

著者:鳥飼否宇
販売元:原書房
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☆☆☆


内容紹介
「ついにやってしまった……」変態する数学者、暴走する助手──最凶のバカミスコンビ、降臨!
不可解な事件に数学的思考から「至高の解答」を導き出した──はずだったのだが、「真相」は──言えない。


冒頭からスリリングな展開、さらに大胆な行動により立ち上がりの「つかみ」をしっかり取る著者の力量はなかなかです。と最初は思った。


うわ、間違った!どうやら本作は続編らしくこの前にも色々事件があったようだ。
気づかなかったことにして読む。


小刻みに繰り出される「研究対象」への推理合戦にも感心させられます。
まるで見て来たようなイメージの組み立てと、勝手気ままな思い込みとによって成立するそれの面白さ。


こういうのを邪推って言うのだろうか。


主人公の助教授にある人物を重ね合わせてみる。そう、あの支離滅裂の医学博士です。
あのシリーズをスケールダウン(アップではないと思う)するとこうなるのか。


第二話以降、謎のメセージやその強引なこじつけについていけなくなる。
魅力的な助手二人も悪くないキャラなのだが、発言や活躍がなんか窮屈そうでいまいち光っていない。


だから、最終話でのオチはある意味衝撃的ですね。


ディクスン・カーの四つの事件をなぞらえたとありますが、成功したとみるかどうかは好みの分かれるところかな。連作4編収録。


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