モト・本谷有希子

2009年3月18日 (水)

乱暴と待機

乱暴と待機 (ダ・ヴィンチブックス)Book乱暴と待機 (ダ・ヴィンチブックス)

著者:本谷有希子
販売元:メディアファクトリー
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☆☆+


内容紹介
復讐相手として憎まれている限り、
お兄ちゃんが私から離れていくことはない――ゼロ年代カルチャーを牽引する劇作家&小説家の本谷有希子が、同タイトルの戯曲作品を、自ら小説化。恋愛小説以上に、切実で胸にぐっとくる男と女の濃密な物語。
<四年近くもの間、二段ベッドが置かれた六畳間ひとつの古く陰気な借家で同居している三十歳間近の“兄”こと英則と、“妹”、奈々瀬。奈々瀬は上下灰色のスェットにだて眼鏡姿で家に籠もり「あの日」から笑顔を見せなくなった英則のために日々“笑い”のネタを考えている。保健所で犬の殺処分の仕事をしている英則は一年前、天井板の一角に隙間を発見したのをきっかけに、帰宅後、屋根裏に潜り込んでは“妹”を覗く、という行為を繰り返しているのだった……>


同居する奈々瀬と「お兄ちゃん」英則の謎の関係。一体どうなってるんだ。
「復讐相手」という位置づけ。そこいらへんの事情も曖昧なままに進行します。


「覗き」がきちんと完結しない形で扱われている。
彼の江戸川乱歩の名作や寺山修司の奇行のようにその様式美として先人へのリスペクトが感じられない。


戯曲の小説化ということでその現場の臨場感が消化不良になってるのか。
番上&あずさのカップルの乱入によりようやくストーリーにも動きが。


気のまわし過ぎの思いやりとおぼつかない行動。その狭間で自己嫌悪リピーターの奈々瀬。
こういった世界観を好む人にはすんなり受け入れられるのだろうな。多分。


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