ヤマ・山崎豊子

2009年3月 8日 (日)

白い巨塔

白い巨塔〈1〉 (山崎豊子全集)Book白い巨塔〈1〉 (山崎豊子全集)

著者:山崎 豊子
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白い巨塔〈2〉 (山崎豊子全集)Book白い巨塔〈2〉 (山崎豊子全集)

著者:山崎 豊子
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Book白い巨塔〈3〉 (山崎豊子全集)


著者:山崎 豊子

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☆☆☆☆


内容(「BOOK」データベースより)
国立大学の医学部第一外科助教授・財前五郎。食道噴門癌の手術を得意とし、マスコミでも脚光を浴びている彼は、当然、次期教授に納まるものと自他ともに認めていた。しかし、現教授の東は、財前の傲慢な性格を嫌い、他大学からの移入を画策。産婦人科医院を営み医師会の役員でもある岳父の財力とOB会の後押しを受けた財前は、あらゆる術策をもって熾烈な教授選に勝ち抜こうとする。


再読。


外科医財前の名誉欲と野望を赤裸々に描いた医療小説の金字塔。


国立大の教授選における水面下でのバトル。

こういう実態を知ると医者に対しての信頼を損ねてしまう。


医学部長と医師会長と財前義父の密談は悪代官と越後屋の構図。


このエネルギッシュな主人公より里見の生き方に共感する。

そんな里見を慕う古参教授の箱入り娘佐枝子はプラトニック不倫か。


誤診医療裁判の法廷内での応答は緩急をつけた見事な描写だな。


この巨編の終焉は意外な形で幕を閉じるのだが、

医者のなんとかと言ってしまうにはあまりにもあっけない。

華麗なる一族

華麗なる一族〈上〉 (新潮文庫)Book華麗なる一族〈上〉 (新潮文庫)

著者:山崎 豊子
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華麗なる一族〈中〉 (新潮文庫)Book華麗なる一族〈中〉 (新潮文庫)

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華麗なる一族〈下〉 (新潮文庫)Book華麗なる一族〈下〉 (新潮文庫)

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☆☆☆+


内容(「BOOK」データベースより)
業界ランク第10位の阪神銀行頭取、万俵大介は、都市銀行再編の動きを前にして、上位銀行への吸収合併を阻止するため必死である。長女一子の夫である大蔵省主計局次長を通じ、上位銀行の経営内容を極秘裏に入手、小が大を喰う企みを画策するが、その裏で、阪神特殊鋼の専務である長男鉄平からの融資依頼をなぜか冷たく拒否する。不気味で巨大な権力機構「銀行」を徹底的に取材した力作。


再読。


万俵財閥総帥である父大介とその長男鉄平の確執を描いた長編ドラマ。

オープニングの晩餐会からセレブというより「上流階級」丸出しの趣向。


都銀再編を前にして揺れる父が頭取である阪神銀行。

それをメインバンクに鉄平が専務として切り盛りする阪神特殊鋼。


一番したたかな大介の愛人相子が企む閨閥づくり。


融資を受けた旧友に多大なダメージを与えてしまう。そして度重なる不運。

敷かれたレールの上を何不自由なく生きて来た男の脆さ。


政略結婚なるものの仕組みとその効果がよく描かれているな。


終盤に向かってグループ企業が斜陽していくのに呼応するように、

ストーリーも迷走していきます。


まるで華麗なセットの中で演じられたホームドラマの崩壊みたいに。


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