エン・遠藤 徹

2009年5月 1日 (金)

弁頭屋

弁頭屋Book弁頭屋

著者:遠藤 徹
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

☆☆+


内容(「BOOK」データベースより)
ねえ、食べたい?それとも食べられたい?捕食と寄生。加虐と背徳。女性恐怖とマゾヒズム。日本ホラー小説大賞「姉飼」の著者が満を持して放つ、異形のカルトホラー。


今回も研ぎすまされたシュールな感性により綴られる奇怪なストーリーだ。
ありえない会話のやりとりが飛び交うさまに、脳内トリップしてしまう。


『弁頭屋』

割とまともに話が進むなと思いきや、いきなりそれは登場しました。
衝撃のシーンがごく普通に描かれるズレた可笑しさは健在だな。
とりわけ双子の美女姉妹には気をつけよう。


『カデンツァ』

熱く火傷しそうな恋、走り歩きつづける恋、買いつづけ冷やしづづける恋。
これ、IH炊飯ジャーとランニングマシンと冷蔵庫といった家電相手の、とんでも恋愛なのだ。
というか、擬人化し過ぎてませんか・・・の笑える話だった。


他、『赤ヒ月』、『壊れた少女を拾ったので』、『桃色遊戯』の全五編収録。
重たい長編やハードなテーマの本を読んだりして、ひと息入れたいときに読むのにオススメかな。


別の意味で疲労感を覚えるかもしれませんが・・・。


2009年2月20日 (金)

姉飼

姉飼 (角川ホラー文庫)Book姉飼 (角川ホラー文庫)

著者:遠藤 徹
販売元:角川書店
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☆☆☆


出版社/著者からの内容紹介
選考委員への挑戦か!? 物議を醸した第十回ホラー大賞大賞受賞作文庫化!
蚊吸(かすい)豚(ぶた)による、村の繁栄を祝う脂(あぶら)祭りの夜。まだ小学生だった僕は、縁日ではじめて「姉」を見る。姉は皆、からだを串刺しにされ、伸び放題の髪と爪を振り回しながら、凶暴にうめき叫んでいた!


小学生のころ縁日で見た「姉」に執着する男のたどる運命は。この「姉」というのを普通に姉さんのことだと思うと全然ちがう。タイトルからしてややこしい名前を付けたものだが。はっきりインパクト狙い。


その村祭り見学に訪れた大学教授とセンセイに尽くす若い女助手。この二人の如何わしそうな関係とそのあとの事件の顛末は笑えた。はっきり言って、ここが一番面白かったかも。


しかし、少年は大人になってというか比較的若くして念願の「姉」を飼うのだが、それをどうこうしている描写がまったくない。不能なのか?話の結末はたぶんそうだろうな、と思っていた通りの展開でした。


ホラー小説というよりグロい怪奇ものっていう方が当たってそうな話。


他、『キューブ・ガールズ』『ジャングル・ジム』『妹の島』の三編収録。

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