アマ・甘糟りり子

2009年2月11日 (水)

思春期ブス

思春期ブス (集英社文庫)Book思春期ブス (集英社文庫)

著者:甘糟 りり子
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

☆☆☆+


内容(「BOOK」データベースより)
「フィンガー5」に夢中になり、「銀座NOW!」のために走って帰宅した放課後。江ノ島の海とあの頃のヒット曲…。かつても愛車「白鳥号」(ただし自転車)を駆っていた鎌倉のおてんば娘、アマカスリリコは、バブルの時代、アパレルメーカーのダメ社員から、マスコミ業界へ―。知力と体力、そして強運で時代を泳ぎきり、いまや小説家として要注目の著者がつづるちょっとせつない、爆笑・純情・青春エッセイ。


CAR雑誌のコラムやおしゃれ関係のコメンテーターなどメディアでたまに見かけ、その美貌はしかとインプットしておりました。そんな著書の幼年時代から紆余曲折を経て現在に至るまでのエピソードを、自身に向けたツッコミを多分に踏まえた文体で飽ずに読ませます。


制服やカバンを改造して個性を主張していた高校時代。スケ番グループに囲まれ、苦心の作である改造カバンをあっさりと差し出す「へなちょこ」な少女であったというくだりには、強いもの、権力などに対する絶妙な間のとり方といった、その後の著者の処世術の一端が伺えます。


キャンギャルやコンパニオンなどのバイトで業界デビューして「タカビー女」へまっしぐらな大学時代。ファッション、クルマ、ディスコなどトレンド・セッターとしての素養を身に付けた頃でしょうか。意外と男の影が見えません。ひょっとしてレ○○アン!?


まぁ、いいとこのお嬢のわがまま成長日記みたいなもんです。


これが面白い。


これだけバラエティに富んだネタが豊富にあれば、ちゃんとした本になるということ。もちろん、いろんなエピソードから切り拓いた人脈の有効活用という事実があってこそのご活躍かと思いますが。


しかし、「思春期ブス」とはよく言ったもので、この辺りのネーミングにも著者の「いいオンナ」部分への自信がにじみ出ているような・・・。

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