亡国前夜 (徳間文庫)
☆☆☆ 著者:江上 剛 販売元:徳間書店 発売日:2012/5/2
将太と真央の出会いは如何にもなメロドラマへの伏線を予感させるも、予想通り(残念な意味で)の展開へと突入。
外国人の傭兵など脇キャラにも興味が湧くが、どうにも描き込みが中途半端でした。冒頭ではこの二人のエピソードで掴みはOKの筈だったが…。
どこかで読んだようなストーリーといつか観たような情景。そういう意味では安心(?)して楽しめる話ではあった。
がしかし、こちらも期待通りというかお約束事のように、それまでの規律と秩序(ストーリー上の)をぶち壊す終盤のやっつけ仕事感(笑)
いやぁ、最終章のタイトル通りこちらの方がクラッシュ&ビルドでありました。
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