エカ・江上 剛

2012年7月19日 (木)

亡国前夜 (徳間文庫)

11631593

☆☆☆ 著者:江上 剛 販売元:徳間書店 発売日:2012/5/2

内容(「BOOK」データベースより)
世界同時不況下の日本で、若者による通り魔事件が頻発しだした。フリーターの金子将太は魔手から若い女性を救うが、二人は名乗ることもできず別れる。犯行は財界人テロへと激化。背後には絶望した若者を糾合する新興宗教政党の動きがあった!憂国のクライシス・ノベル。

将太と真央の出会いは如何にもなメロドラマへの伏線を予感させるも、予想通り(残念な意味で)の展開へと突入。

外国人の傭兵など脇キャラにも興味が湧くが、どうにも描き込みが中途半端でした。冒頭ではこの二人のエピソードで掴みはOKの筈だったが…。

どこかで読んだようなストーリーといつか観たような情景。そういう意味では安心(?)して楽しめる話ではあった。

がしかし、こちらも期待通りというかお約束事のように、それまでの規律と秩序(ストーリー上の)をぶち壊す終盤のやっつけ仕事感(笑)

いやぁ、最終章のタイトル通りこちらの方がクラッシュ&ビルドでありました。

2009年2月 9日 (月)

合併人事

合併人事―二十九歳の憂鬱 (幻冬舎文庫)Book合併人事―二十九歳の憂鬱 (幻冬舎文庫)

著者:江上 剛
販売元:幻冬舎
Amazon.co.jpで詳細を確認する

☆☆☆


内容(「BOOK」データベースより)
合併してできたミズナミ銀行に勤める日未子は三十歳を前に揺れていた。仕事も恋も中途半端。一方、行内で男たちが不毛な権力闘争を繰り広げていた。ポストを巡る足の引っ張り合い、部下の手柄の横取り、パワハラ…。そんな中、ついに悲劇が起こる。そのとき、日未子の不倫相手・利洋が見せた本性とは。組織の闇を描く、超リアル企業小説。


巨大銀行に勤めるOL日未子。行内の権力闘争、パワハラ、不倫・・・企業小説の必須アイテムがてんこ盛りです。


主人公の三十を目前にした迷い、焦燥感が親友とのやりとりに上手く反映されています。また、営業部員という設定から顧客との商談やマーケティングの取材など、世相とリンクした話題づくりが自然と成されており、その辺りも読みやすさの一因ではないでしょうか。


終盤で不倫相手の上司との行き違い、ヒステリックになる樣はこちらにも感情の起伏がびしびし伝わり、ハラハラする場面もあるがいかんせん先が読めてしまうのです。ちょっと残念でした。

読書メーター

  • mizzoの今読んでる本

最近のトラックバック

最新ニュース

参加しています

  • にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
  • にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
  • blogram投票ボタン
  • 人気ブログランキングへ

mixi

  • mixi(ミクシィ)やってます!
2018年1月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

カテゴリー

無料ブログはココログ