ムラ・村山早紀

2009年9月27日 (日)

コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状

コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状 (ピュアフル文庫 む 1-2)Bookコンビニたそがれ堂 奇跡の招待状 (ピュアフル文庫 む 1-2)

著者:村山 早紀
販売元:ジャイブ
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☆☆☆


内容(「BOOK」データベースより)
大事な探しものがある人だけがたどり着ける、不思議なコンビニたそがれ堂。ミステリアスな店長が笑顔で迎えるのは、大好きな友だちに会いたいと願う10歳のさゆき、あるきっかけからひきこもりになってしまった17歳の真衣、学生時代の恋をふと思い出した作家の薫子…そこで彼女たちが見つけるものとは?ほのかに懐かしくて限りなくあたたかい4編を収録したシリーズ第2弾、文庫書き下ろしで登場。


前作でわたしを感動の渦に巻き込んだメルヘン&ハートフル短編集の第二弾です。知らぬ間にひっそり(?)と刊行されていました。そんなところも「らしい」たそがれ堂シリーズです。


今回はそれまでの優しいタッチは変わらないものの、オカルトチックな物語の傾向が伺えます。それも怖いホラー的なものではなく、やはり読んでてホッとするやすらぎを覚える話。なんか矛盾した表現ですがそんな感じなのだ。


どの話もシンプルなストーリーにわかりやすいキャラたち。毎回、同じように「コンビニたそがれ堂」が紹介され、そこではお約束のやりとりがある。そして、きっと願いが叶うというところが前作よりも捻ってあって、必ずしも思い通りの結末にならなかったりもする。


風早の街の駅前商店街のはずれに夕暮れどきに行くと不思議なコンビニがある・・・このフレーズが出てくるとわかっていてもわくわくしてしまう自分がいる。そしてそれは今から次回作が待ち遠しい自分に他ならない。


2009年2月 9日 (月)

コンビニたそがれ堂

コンビニたそがれ堂 (ピュアフル文庫)Bookコンビニたそがれ堂 (ピュアフル文庫)

著者:村山 早紀
販売元:ジャイブ
Amazon.co.jpで詳細を確認する

☆☆☆+


内容(「BOOK」データベースより)
駅前商店街のはずれ、赤い鳥居が並んでいるあたりに、夕暮れになるとあらわれる不思議なコンビニ「たそがれ堂」。大事な探しものがある人は、必ずここで見つけられるという。今日、その扉をくぐるのは…?慌しく過ぎていく毎日の中で、誰もが覚えのある戸惑いや痛み、矛盾や切なさ。それらすべてをやわらかく受け止めて、昇華させてくれる5つの物語。


かつて『アーサーのブティック』というとても不思議な曲がありました。その店では星屑や虹や人魚の恋の小さな亡骸を売っている。哀しみにくれた人には哀しみとひきかえに何かをくれる・・・。若き日の才人松山猛による作詞でイマジネーション溢れる言葉と音が心地よい。


そんな曲のもつ雰囲気と同じ匂いを即座に感じ取りました。この本には。コンビニ小説の佳作『コンビニララバイ』池永 陽がリアリティを感じさせながら紡がれた大人のお伽話なら、5つの物語からなるこの本は主人公が小さな子供や女性や猫なのでメルヘンチックでふんわりとした印象の心温まる物語となっています。それは元本が児童書だからかも知れません。


わたしも似たような体験を小さい頃していたかもと当時に思い巡らせました。その子供たちは、われわれ大人がどこかに忘れてしまったピュアな心の疼きをこの本の中で代弁してくれているのかも 。


“自分は誰かの思い出になることが出来る” ・・・沁みました。

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