イシ・石田衣良

2009年2月16日 (月)

目覚めよと彼の呼ぶ声がする

目覚めよと彼の呼ぶ声がするBook目覚めよと彼の呼ぶ声がする

著者:石田 衣良
販売元:文藝春秋
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☆☆☆


内容(「BOOK」データベースより)
軽やかに時代と遊ぼう!いま、もっともアクチュアルな作家の最新エッセイ集。


「スターティング・オーヴァー」の再出発への決意が無為に終わったことに、
なんにたいするのかわからない怒りを感じる。


Part2 My Favorite より


ジョン・レノンの死に対しての感慨には共感する。


永井荷風の言葉に触発され、作品のプロットを組み立てる上での場所選びとその描写にこだわる。そして、ある特定の場所に舞台を限定した作品が多い。


Part3 My Hometown より


『IWGP』の池袋、『4TEEN』の月島、『波のうえの魔術師』の町屋、『愛がいない部屋』の神楽坂。 これら自分で住んでお気に入りの街だということ。


どんどん住まいもランクアップしてる様子。恐るべし印税パワー!


幅広いジャンルの出版物に寄稿したエッセイなので飽きさせない。気に入ったテーマのものをピックアップして目を通すだけで大半読み終えてしまった。

2009年2月 8日 (日)

アキハバラ@DEEP

アキハバラ@DEEPBookアキハバラ@DEEP

著者:石田 衣良
販売元:文藝春秋
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☆☆☆


内容(「BOOK」データベースより)
電脳街の弱小ベンチャー「アキハバラ@DEEP」に集まった若者たちが、不眠不休で制作した傑作サーチエンジン「クルーク」。ネットの悪の帝王にすべてを奪われたとき、おたくの誇りをかけたテロが、裏アキハバラを揺るがす。


アイコンとして「秋葉原」の舞台設定は不可欠だったのだろうか。五人のオタク青年とコスプレ喫茶のアイドル少女。ページ、タイコ、ボックスなど個性的なキャラが揃う。が、この小説の雰囲気というのは六人全員によって生み出されるグルーヴ感なんだろう。きっと。


彼らは「アキハバラ@DEEP」という会社を設立し、画期的なサーチエンジンを開発する。のだが、そのサーチエンジンが巨大企業に奪われてしまう。それを奪回するまでの手に汗にぎるストーリーです。このエンジン「クルーク」を世に生み出すまでの過程についての文体が淡々としてちょっと味気なかったな。こういうものか。


メンバーたちの団結力が強まっていくさまは臨場感あふれてよろしい。なんか普通の青春ドラマなノリ。ペントハウスに生息するITバブルの社長や、十数億をサラサラと書き込まれた小切手などの脇役や小道具もストーリーの加速を煽ります。


六人のキャラ設定だが、もっと詳しい各人のバックグラウンドを知りたいと思った。がしかし、イベントがらみの紹介には疲れました。キャラの区別がわかりづらかったかな。デジキャピとの戦闘ではそれなりに面白かった。なんか、いたずらに長くてところどころ惰性で読み流していた部分もあったかも。


それと後半にいくほどファンタジー的な要素が出て来て話に説得力が無くなって来た。会社メンバーたちのスキルをもっと描ききっていれば良かったのかな。途中までそれなりのリアリティをもって読んでいたのだが・・・。


0.5平方キロメートルしかない秋葉原。よい人生とはよい検索らしいです。

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