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2014年12月 9日 (火)

妖(あやかし)の華 (文春文庫)

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☆☆☆+ 著者:誉田哲也 販売元:文藝春秋 発売日:2010/11/10

内容(「BOOK」データベースより)

ヒモのヨシキは、ヤクザの恋人に手を出して半殺しにあうところを、妖艶な女性に助られる。同じころ、池袋では獣牙の跡が残る、完全に失血した惨殺体が発見された。その手口は、3年前の暴力団組長連続殺人と酷似していた。事件に関わったとされる女の正体とは?「姫川」シリーズの原点ともなる伝奇小説が復刊。第2回ムー伝奇ノベルス大賞優秀賞受賞作。

これ以前から気にかかっていた一冊でした。謎に包まれた女主人公の紅鈴が「姫川シリーズ」の原点というふれこみなのでどうしても玲子のイメージを重ねてしまう。

テンポの良いストーリーは読み易いのですが、だんだんホラー小説の側に引き込まれていきます。かつての「夢枕獏」のシリーズに近い感触といいますか。

で、結構グロい描写や残虐対決シーンなど出て来る反面、紅鈴の悲恋が実に切なくさせるという中々の組み立て。そしてあの「井岡」が出て来たのには笑った。

伝奇仕立ての妖艶な主人公の魅力はデビュー作品にしてはいい線行ってると思いきや、「やらかした感」のある終盤へのなだれ込みが少し残念。

しかし見方を変えれば、それなりのスケール感(時空を越えた)で楽しめ、かつ荒いながらも著者の才能の片鱗を伺わせるくだりなどあって楽しめました。

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コメント

お久しぶりの隊長のUPに嬉しく思ってます(´∀`)

っていうか、仕事出来る井岡って変じゃないですか?(笑)
わたしはグロとかホラーとかより、吸血鬼の血を吸われる
シーンが気持ち悪かったです。
なんとなく自分も吸われている感があって・・・(^^;)

いや〜随分サボってしまいました( ̄▽ ̄;)
早速のコメントありがとうございます☆

で、なるほど井岡に対するの違和感は仕事してたからか(笑)
わたしもモヤモヤが晴れて納得いきました。

これは是非ヴァンパイアシリーズとして続編を期待したい!
ってデビューから何年経ってんでしょうか(笑)

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