« 闇夜 - 警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫) | トップページ | 捜査一課係長 柳原明日香: 警視庁心理捜査官 (徳間文庫) »

2014年1月 7日 (火)

歌舞伎町セブン (中公文庫)

9784122058385

☆☆☆☆ 著者:誉田哲也 販売元:中央公論新社 発売日:2013/9/21

内容(「BOOK」データベースより)

歌舞伎町の一角で町会長の死体が発見された。警察は病死と判断。だがその後も失踪者が続き、街は正体不明の企業によって蝕まれていく。そして不穏な空気と共に広まる謎の言葉「歌舞伎町セブン」。『ジウ』の歌舞伎町封鎖事件から六年。再び迫る脅威から街を守るため、密かに立ち上がる者たちがいた。戦慄のダークヒーロー小説。

ごく自然に歌舞伎町の情景が浮かんで来るプロローグはそのショッキングな告知にいたるまで映画化を想定しているようで効果覿面。

正体不明の岩谷とは一体誰なんだ、そして主人公陣内の過去にまつわるサプライズも出て来る、読み進むにつれストーリーの動きが加速し目が離せなくなる。

登場人物のバランスもいいです。シブい敏腕刑事に勘所のいい若手警官、ヤクザ親分の用心棒となる凄腕の女と長身の男、ヤクザ上がりの町会長とその孫娘。

とくに若手警官の小川はもう一人の主役と言っていいポジションで頑張っている。後半ある場面で「もしかしてこうなるのでは」と思うフラグがそのままタイトルをなぞる。

気になったのは用心棒の二人と敏腕刑事。誉田作品ファンならピンと来ますね。そんなサプライズもあり、さほど期待値がなかった分嬉しい誤算。

こうなると現在連載中の続編『歌舞伎町ダムド』の刊行が待ち遠しいです。

« 闇夜 - 警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫) | トップページ | 捜査一課係長 柳原明日香: 警視庁心理捜査官 (徳間文庫) »

ホン・誉田哲也」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 歌舞伎町セブン (中公文庫):

« 闇夜 - 警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫) | トップページ | 捜査一課係長 柳原明日香: 警視庁心理捜査官 (徳間文庫) »

読書メーター

  • mizzoの今読んでる本

最近のトラックバック

最新ニュース

参加しています

  • にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
  • にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
  • blogram投票ボタン
  • 人気ブログランキングへ

mixi

  • mixi(ミクシィ)やってます!
2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

カテゴリー

無料ブログはココログ