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2012年1月19日 (木)

SROIV - 黒い羊

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☆☆☆ 著者:富樫倫太郎 販売元:中央公論新社 発売日:2011/12/20

内容紹介
SROに初めての協力要請が届く。自らの家族四人を殺害して医療少年院に収容され、六年後に退院した少年が北海道で行方不明になったというのだが――シリーズ第四弾、書き下ろし長篇。

サブタイトルの「黒い羊」というのが、ハリーこと針谷刑事の心の闇を示唆しているのか。今回は思わぬところから攻撃されて、ちと気の毒な役回り。

にしても、タブロイド紙の女性記者の感じ悪さは異常だなあ。犯罪者以外で久々に嫌悪感を覚えるキャラに出会えた。

そういえば、昨年読んだ『エチュード』でも、人物成りすましが焦点になっていたが、これ最近のトレンドなのか(?)小説だから成立する話でもあるんだろうな。

今回は犯人の独白のパートが二章もあって、はっきりこの手の展開は苦手なんですよねわたし。そこだけ流し読みモードで切り抜けました(笑)

新九郎の変人ぶりと麗子のダメージの深さが伺えたほか、とくにメンバーにも変化はなし。次回から坊屋ちゃんも加わるのか(?)気を持たせますね。

で、肝心の近藤房子がほんのチョイ見せ程度の顔出し。本格的に絡んで来る嵐の前の静けさのよう。また、読み終えた途端に次が待ち遠しくなるのだ。


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コメント

「黒い羊」って知らなかったんですけど、一瞬かっこよさ気な雰囲気なのに、本当は悲しい存在だなんて・・。

独白の章は確かにイマイチですよね。何か手抜きっぽい気がします。まあ、独白という形にしたら犯人の異常性がより際立つとは思いますけど。

ホント、続きが楽しみですね~。

>DONAさん

黒い◯◯って、たいていもの哀しさがつきまとうイメージ。
アヒルだったり、真珠だったり、手帖だったり...あれ?ちがいました?

で、房子はどこに潜伏してるんだーーー!ヘルパーさんなのか?
わたしは麗子がハッとした占い師のおばさんが非常に気になる!

次回は犯人とかの「独白」はカットでお願いしたいものですね〜(笑)

偶数巻はこんな感じで行くのかもしれませんね。
じゃないといくら房子でも限界があるかと(笑)
麗子の傷が気になります。
ハリーの傷も気になります。
しかし、一番気になるのは室長の悪趣味です(爆)

ハリー頑張れ!!(〃∀〃)

>i g a i g aさん

偶数巻と奇数巻についてw
実はわたしも同じこと考えてましたよ隊長!ホントホント

指摘された房子の偽名!見過ごしていました(・∀・;)
ほんと嫌らしいおばはんですねぃ!その性根にゾ〜ッとする。

しかしハリーも自宅で気が休まらないんだなぁ。
結構な職に就いているというのに...人の悩みはわからんです。

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