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2011年12月15日 (木)

仮借なき明日 (集英社文庫)

6455365

☆☆☆+ 著者:佐々木譲 販売元:集英社 発売日:改訂新版 2010/4/20

内容説明
直木賞作家の傑作ハードボイルド
メーカー企画室勤務の原田は、常務に海外工場の監査を命じられる。そこは、ギャングと汚職警官がはびこる街だった。悪を追いつめ、狩りたてる男を描く傑作ハードボイルド!

監査役の「堅気に見えない」サラリーマン亮平がフィリピンの現地工場へ乗り込む。いきなりヤクザ者にカモにされる件など、冒険小説のノリも全開です(!)

現地の権力者に警察にならず者とお約束通りのキャスティング。予想通り三つ巴の抗戦になるのか(?)エッジの利いた駆け引きが如何にも東南アジアですね。

人事について対立する亮平と支配人。二人のやりとりを聞いていると、どうも支配人の言い分に肩入れしたくなるな。

こういう小さな山場が幾つもある展開はスリリングで小気味いい。舞台がフィリピンという政情の不安定な国でのゆる〜い緊張感も盛り上げます。

あと謎といえば冒頭に登場してキーマンになると思われた優子なるボランティア学生。途中から消えてしまった。久々の人物消失トリックか(笑)

かれこれ20年近く前の作品なのだが、当時これを読んでいればさらに疾走感を間近に享受出来たと思う。バブル時代の余韻なのか海外進出企業を舞台にしたりスケール感のある作品に恵まれていた頃ですね。


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