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2009年12月 7日 (月)

八月のマルクス

八月のマルクス (講談社文庫)Book八月のマルクス (講談社文庫)

著者:新野 剛志
販売元:講談社
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☆☆☆

内容(「BOOK」データベースより)
レイプ・スキャンダルで引退したお笑い芸人・笠原雄二。今は孤独に生きる彼を、元相方の立川誠が五年ぶりに訪ねてくる。だが直後、立川は失踪、かつてスキャンダルを書き立てた記者が殺された。いわれなき殺人容疑を晴らすため、笠原は自らの過去に立ち向かう。TV・芸能界を舞台に描く江戸川乱歩賞受賞作。

元お笑い芸人が主人公で前半はハードボイルドタッチのミステリみたいだ。ひとつの出来事がきっかけとなり、現在そして過去の事件との接点が徐々に輪郭を成して来る。がしかし、手がかりを小出しにするというか何か煩わしい展開で中盤まで進みます。

それまで追っていた謎に対する見解が修正される。まるで思い違いをしていたと言う風に。この辺りプロットに余分なぜい肉が付いている気がしましたねぇ。主人公の過去のスキャンダルの裏に隠された事実とは・・・それらを考慮してもそこまでやるかという犯人の動機でしょうか。少し弱いのでは。

唐突に訪れた感のあるラスト。でもそれは微笑ましくもあり、何だかほっこりしたな。明るい未来を予感させるに充分ですね。あとタイトルにあるマルクスだが、こっちのマルクスだったんですねぇ・・・最初ピンと来ませんでした。


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八月のマルクス (講談社文庫)作者: 新野 剛志出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/06メディア: 文庫 新野剛志が江戸川乱歩賞を受賞してデビューした作品。 前に読んだ「あぽやん」とは全くカラーの異なる、ハードボイルド作品だ。 ... [続きを読む]

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