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2009年12月26日 (土)

玩具の言い分

玩具の言い分 Book 玩具の言い分

著者:朝倉 かすみ
販売元:祥伝社
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☆☆☆

内容(「BOOK」データベースより)
「わたし」を脱いで裸になりたい。シャレにならない大人の事情―朝倉かすみが贈る、ほろ苦くもエロティックな恋愛短編集。

読んでいて集中を欠く文体というか、のんべんだらりとした空気が全編に漂っている気がした。田舎町にあるラブホや商店街で育った同級生や、主人公とその置かれたシチュエーションのにこちらも入り込めるような。

高校の仲好し4人組のその後を描いた話など、かしましい会話の端々から「あの頃」を彷彿させるエッセンスが溢れ出ていますね。彼女たちの側で盗み聞きしている気分になったな。いやーほんと、上手くひっぱられました。

どの話も、より女性読者に訴求しているような。エロい描写やフレーズもサラッと引っ掛かりなく流せるのではないでしょうか。と言ってもその感覚がわからんのだが・・・。あと作品ごとの出来にばらつきがあるのが一寸残念。収録6編のタイトルがしりとりになっている。よく考えるなぁ。

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アサ・朝倉かすみ」カテゴリの記事

コメント

どの作品も女性の寂しさ、嫉妬、性への欲求がリアルに表現されていましたが、全体的に物足りなかった感じでした。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。

>藍色さん

コメントありがとうございます。
これは各話のしりとりタイトルに感心しましたね。
本文の独特の「間」というようなものも嫌いではないです。

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